第2話 ランニング・ロジック ―45歳PM、走る趣味を実装する― プロローグ その2
決断 走り始めようと思って、あれから2年が経ち 横浜市営地下鉄グリーンライン、日吉駅。俺の住む街の玄関口であるこの駅で、その日、致命的なトラブルに直面していた。 「点検中」 地上へと続く長いエスカレーターの前に、無慈悲なポールが立っている。その横にはそびえ立つ長い階段のみ。たいした段数ではない。以前なら、無意識に登りきっていたはずだ。だが、今の俺は違った。 半分を過ぎたあたりで、太ももから「限界だ」というアラートが鳴り始めた。心臓が早鐘を打つ。荒くなった呼吸でマスクの中が熱気で蒸れてきた。登りきった時には ...
第1話 ランニング・ロジック ―45歳PM、走る趣味を実装する― プロローグ その1
静かなる危機 あれは、二年前の正月のことだ。自宅のこたつでぬくぬくしながら、蜜柑を片手に箱根駅伝を眺めていた。 ふとテレビに何の気もなしに見ていた箱根を走る学生たちに自分の過去を重ねていた。 口から出たのは、過去自分が走れていた時の記憶だ。陸上部だったわけでもない。ただ、若さという無敵のエネルギーがあった頃の記憶が、美化されて出力されたに過ぎない。だが、その時は本気で思ったのだ。在宅ワークで鈍った身体に喝を入れるために、ランニングをやらなくては、と。 手元のスマホでAmazonを開き、ランニングウェアを ...
運動不足20年。40代の私がランニングを始めた「本当の理由」
こんにちは、都心近郊で働く40代サラリーマンの「たいち」です。 突然ですが、あなたは最後に全力で走ったのがいつか思い出せますか? 私は思い出せませんでした。おそらく20年前、大学生の頃が最後だったと思います。 「健康診断の結果が年々悪くなっている」 「階段を上るだけで息が切れる」 「休日は疲れて寝てばかり」 そんな悩みを抱えながらも、「今さら運動なんて無理」「忙しくて時間がない」と自分に言い訳をし続けていたのが、以前の私です。 しかし、そんな運動音痴でズボラな私でも、今では週末に5kmのランニングを楽しめ ...
【40代初心者】無理なくランニングを始める7つのステップ
「最近、お腹周りが気になってきた」「健康診断の数値がちょっと心配…」。そう感じてランニングを始めようと思ったものの、「40代から走り始めて膝を痛めないか」「三日坊主で終わらないか」と不安になっていませんか? 実は私も同じでした。都内のオフィスでデスクワーク中心の毎日。運動といえば駅の階段くらい…。そんな私でも、無理なくステップを踏むことで、今では週末に5kmほど気持ちよく走れるようになりました。 この記事では、40代の初心者が怪我なく、楽しみながらランニングを習慣化するための「7つのステップ」をご紹介しま ...


